考える

スティーブン・キング『小説作法』

小説作法作者: スティーヴン・キング,Stephen King,池央耿出版社/メーカー: アーティストハウス発売日: 2001/10/26メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 56回この商品を含むブログ (63件) を見る twitterの#onwritingで結城浩先生を中心に開催されている、「…

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』におけるミサトさんと加持さん、旧作との関係性のずれについて

ヱヴァ破を観に行って幾日かが経ちます。登場人物の個性の変化、関係性の変化、新キャラクター、映像美、機能美、等々、アニメーションとしての魅力てんこもりを楽しんできました。 しかし、時間が経った今、ふうっと浮かび上がってくるのは、私の場合はミサ…

実家野菜

が大量に届けられる。冷蔵庫はパンパン、ほかにも常温保存できる野菜や米、麺類、レトルトなどがごろごろ。どうやって消費するか悩むところですがw、ありがたいことです。 今まで勝手に生きてきた気分でいましたが、こうやって大事にしてくれる人がいる分、…

野党根性

http://www.asahi.com/politics/update/0714/TKY200907140416.html 先日の都議選(id:arittake:20090711:p2)の時にも書いたのですけど、政権交代が必要であるとして、それに今の民主が適格であるかは疑問を持っていました。で、今日のこの記事が本当である…

都議選の期日前投票

してきました。投票の意志決定までにしたことを。 街頭演説、街宣車の類は無視。 機会の偶然性が高いので判断材料にしたくない。 あと、どうしても騒音だよなあと思ってしまいます…。 特定政党の支持者ではない。また政党のみによる判断はしない。 政党バイ…

アイドルが恋愛を歌うための複雑怪奇な手続き

そもそも、アイドル自身が「恋愛を禁止されながら*1恋愛を歌う」というアンビバレンツな存在です。歌詞に出てくる「あなた」にファンがひっかかりを感じず、疑似恋愛のシチュエーションを甘受できれば話は簡単なのですが、それには作詞者にある程度の手腕が…

流行の服とのおつきあい

ちょっとしょんぼりなことがあったので、帰りにお洋服を買って気晴らし。スイーツ(笑) 今年よく見るビッグTシャツ。どでかい水玉がかわいく、実用性も高そうなのでお持ち帰り。単品なのでサイズ感がわかりづらいと思いますが、お尻が隠れるくらいの丈です…

速水健朗『BETTER LIVING JOURNAL VOL.01』

文学フリマ(d:id:arittake:20090510:p1)で購入した、速水さん(id:gotanda6)さんの本。先週のうちに読み終わっていたのですが、自分の中で感想が形になるまでに時間がかかってしまいました。 商業媒体で書いたコラムの集合ということですが、全体に音楽関…

男の子牧場のおはなし

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090514-00000013-maiall-sci http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090518-00000613-san-soci 14日にサービス開始し、18日にサービス停止発表。週末をはさんだから、実質3営業日の命でした(サービスは土日も稼働してた…

空中キャンプ『下北沢の獣たち』

文学フリマ(d:id:arittake:20090510:p1)で購入した、空中キャンプ(id:zoot32)さんの本。相変わらずどうお呼びすればいいのかわからなかったので、表題もサイト名にて。 感想を書き始めるにあたって、「この本とは距離の取り方がすごく難しい」、というの…

少年と青年と少女と「?」

このブログは今まで、「よし、文章にまとめられるな」と思った内容を、まとまった時点で書く傾向にあったのだけど、ちょっと気分を変えて、着想段階でもどんどん文章にしてみようかと思った。書きながら考えるようなことをしてみようと。きっと他の誰かがす…

あなもりいなり

文学フリマの会場を出て、京急蒲田からの移動中に「穴守稲荷」という駅を通ったのですが、音のリズムがよいですね。どうにも気に入ってしまいました。「オレンジレンジ」「二酸化炭素」「おぎやはぎ」的な歯切れの良さを感じませんか。あなもりいなり。 あと…

VocaListener(ぼかりす)で声帯とっかえひっかえ

VOCALOID“神調教”技術「ぼかりす」実用化へ、ヤマハと産総研が連携 - ITmedia NEWS この技術を目にした時、「調教」(あまり好きな言葉ではないけど)する側にとって、「DTMの楽しさをスポイルされる」という反発感があったり、「初音ミク」という歌い手を好…

愛憎半ば

今週ホッテントリに上がっていた、増田の民族関連の話を見て思うこと。そのテーマ自体に関することは一口に言えるものではないのだけど、総じてみんな文章がうまく、長年の思考の下積みを感じさせるものだなぁと。

意味のないことがしたい

誤解の無いように補足すると、「即物的でない、今の自分自身に関係の薄いことがしたい」という意味です。休養中で脳がそういう滋養を求めているんだなーと思って、素直にそうしてます。 本の選び方に最もよく現れているのですが、だいたいこんな感じ。 仕事…

ミスドとジャスコのフードコート

今日は手続き書類の郵送など、細々した仕事を順番にやっつける。大通りの桜がひっきりなしに散っていた。 仲良しおじいちゃんおばあちゃん夫婦が、初ミスドらしき様子でドーナツを買っていて、その慣れてないのに焦ってない感じがとてもよくて、ついついじい…

吉田秋生『櫻の園』

櫻の園 白泉社文庫作者: 吉田秋生出版社/メーカー: 白泉社発売日: 1994/12/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 111回この商品を含むブログ (89件) を見る テーマも、構成も、幾度読んでも素晴らしい漫画だと思うよ。実写映画化もされていますね(2回だった…

ロシア文学禁止令

現状について月イチ報告の場があって、それが今日だったのですが。カフェイン・アルコール禁止令に加えて、「ロシア文学禁止令」が出されるw 前者はこれからも守りますが、ロシア文学はまだ読みたいのがあるんで…ごめんなさいw 今はチェーホフ・ウィークで…

「オレンジジュースをもとにしたカクテルをつくって、最後にオレンジを抜く」

そうそう、さっきの対談を最初に読んだ時、すごく大事だと思った箇所があったのを思い出した。それがこのタイトルの言葉。このページを通しで読んだ方がいいんだけど、ちょっとだけ抜粋。 http://www.1101.com/MOTHER_music/10.html 糸井 それはもう、ぼくが…

北山修+橋本雅之『日本人の〈原罪〉』

日本人の〈原罪〉 (講談社現代新書)作者: 北山修,橋本雅之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/01/16メディア: 新書購入: 6人 クリック: 41回この商品を含むブログ (20件) を見る この本ねー、ちょっと継続して考えていきたいテーマな気がする。現段階では…

連続するけど節目の日

誕生日だったのです。今日も楽しい、幸せな一日でした。ありがとう。 加齢について自分が思うことをつらつらと。辛い方々もいるようですが。 http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51441030.html 頭の中身はまだ特に衰えを感じず、逆に、わりと思うとおりに…

「世間の当たり前」と「違和感」の折り合わせ(夫婦別姓)

最初に、夫婦別姓についての自分の立場を明らかにしておきます 特に強い別姓希望ではありません。 今の名字に思い入れはそれなりにありますが、変えた時にそれ以上のメリットがあるため。(今は些細な面倒が多いのです) 現状では、名字を変えない(守る)こ…

「黒、紺、茶色など華美で無いもの」

今日外出した時に、近所の私立(制服有り)の小学生の下校を見かけまして。みんな黒か紺のコート着てるわけです。形はバラバラ。女の子はピーコートをきちっと、男の子は割といろいろで、PUMAのベンチコートなんかもいたりして。それ見て、「そういや、自分…

走ることについて語るときに僕の語ること

おととしの年末に読んだのだったかな、この本。ずっと打ち込んできたマラソンを題材(あるいは媒介)とした、村上春樹の注意深い自分語りなのだけど。その導入部に、こんな一文がある。 誰かに故のない(と少なくとも僕には思える)非難を受けたとき、あるい…

ただしい女子力の行使はありったけの暴力であるの話

かしゆかさんの動画を見た。こいつはやべぇぜ。『お笑い芸人みなごろし』に至ってはかけつけ2回見た。よいまとめをありがとう。 かしゆか萌え萌え動画集 - はてなでテレビの土踏まず 「ゆるふわ愛されなんちゃらで女子力高めでいこう☆」とかいう類のアレには…

たのしい部活動

仕事中に「むーぶ」を変換したら「ムー部」になった。なんとも愉快そうな部活でよいと思いました。きっと地球外生物を探したり、古代文明についての仮説をたてたり、そういうのが好きなお仲間を集めたりするのでありましょう。そんな想像が膨らみすぎて仕事…

ハラスメント的な何か

グループディスカッションの類は就職活動の時にちょいとやって、あまり好きではなかったということを思い出した。思考硬直した輩が混じってる場合、それを説きふせようとするのってカロリーの無駄だよねー、という意味で。 就職本の入れ知恵なのかもしんない…