ただしい女子力の行使はありったけの暴力であるの話

 かしゆかさんの動画を見た。こいつはやべぇぜ。『お笑い芸人みなごろし』に至ってはかけつけ2回見た。よいまとめをありがとう。
かしゆか萌え萌え動画集 - はてなでテレビの土踏まず


 「ゆるふわ愛されなんちゃらで女子力高めでいこう☆」とかいう類のアレにはぴくりともしないけども、なんかこう、かしゆか的女子力に対しては心のノーガード戦法である。かしゆかさんに笑顔でボッコボコにされるんである。その暴力の合間にも、すらりとした手足とつやつやの黒髪が踊るのに見とれて打ち返す気すら湧かない。ノーガード戦法でも何でもない、単なるめった打ちである。


 こういうパワーを「女子力」と呼んでしまうと、前述したような世間一般の用法と混同されてしまってうまくないのだけど。でもやはり、女子力の他によい言葉が思い浮かばない。「女の子力」と言っても差し支えないかと思うけど、パワーに対して言葉が弱々しく釣り合わない気もする。
 かしゆかさんと同質ではないけども、土岐麻子さんも自分にとって、そういうよい方の女子力を感じる女性の1人。
【画像】インタビュー:土岐麻子「自分がファンになれるような音楽を作りたい」 1/6 - ライブドアニュース


 ここで言う女子力は、ざっくり乱暴に切り出すなら、「一緒のクラスだったら絶対好きになっちゃう」みたいな、なんとも抗えない力でありまして。成分は詳しく調べてないけど、たぶんノスタルジーが含まれてる。ゆるふわとかいう即物的なパーツどもには、とうてい真似が出来るまい。


 2人の共通項はきっと前髪ではない。と思う。