野党根性

http://www.asahi.com/politics/update/0714/TKY200907140416.html
 先日の都議選(id:arittake:20090711:p2)の時にも書いたのですけど、政権交代が必要であるとして、それに今の民主が適格であるかは疑問を持っていました。で、今日のこの記事が本当であるならば、その疑念が現実にあらわれてきたということです。
 実現可能性を無視すればなんだって言えるわけです。野党という立場であればなおさら。それを責任を持ってやり通すかどうか、今の民主に対して私はまだちょっと信頼を置けなかった。単なる野党根性ではないのか? ということを観察するために、今までは中立のスタンスをとっていました(結果は半ばわかってはいたのですが、公平に見る姿勢を保ちたくて)。
 しかし今後もこういう、「反対のための反対」、"「これまでは野党だから(否決前提に)提出できた」"ような案件がポロポロ出てくるようなら、中立から不支持に回らざるを得ません。政局ありき、政権交代ありき、スピード重視で進みすぎたのではないですか。信頼をじっくり育てていかなければ、たとえ政権を奪取してもすぐに失望を呼ぶだけでしょう。
 都議選の結果を見ても、民意の流れはどうやら変えられそうにないところまで来ているようですが、その先はどうなるのでしょうね。


 余談ですが、夫婦別姓というトピックについては昔(id:arittake:20090317:p3)書いたことがありまして、今も個人的にはその通りのスタンスです。