ジェフリー・アーチャー『ケインとアベル』

ケインとアベル (上) (新潮文庫)

ケインとアベル (上) (新潮文庫)

 ポーランドといえば、この本の主役2人のうちの1人、アベル・ロスノフスキが、ポーランドからの移民という設定だったのを思い出しました。アメリカにいるヨーロッパ系移民の中では地位が低く見られている、という描写でしたが、実際のところは調べてないので不明。
 あと、一緒に渡航してきたアベルの親友が、ジョージ・ノヴァクという名前でした。ノヴァクさんは、日本でいう鈴木さんにあたるのね。

苗字人口上位20(2002年)は以下のとおり。
1. Nowak (ノヴァク; 203,506人; 英語の"Newman")
wikipedia:ポーランド


 ブックオフでおなじみのアーチャーさんですが、続編の『ロスノフスキの娘』も含め、結構好きなエンターテイメント小説です。『ロスノフスキ〜』の方は大統領選挙戦(予備選)がアツい。こちらは残念ながら絶版らしいですが、中古が潤沢なのもアーチャー作品のいいところ?

ロスノフスキ家の娘 (上) (新潮文庫)

ロスノフスキ家の娘 (上) (新潮文庫)