BASIA@Blue Note Tokyo

http://www.bluenote.co.jp/jp/sp/091015.html
 いやー、脇を固めるコーラス2人もセットで、とにかく歌の上手いライブを聴きました(お2人はモーリシャス出身の有名な双子なのだとか)。あのごまかしの効かない会場で、コーラスがあそこまで完璧だと圧倒されてしまいますね。満席の会場も最後までご満悦の様子でした。
 セットリストはオフィシャルにある2NDのものから特に変更なし。


 BASIAさんはちょっと驚きの太りっぷりでしたが、声は好調。高音だけはややかすれる部分もありましたが、全体には往年の声がそのまま出てくるといった感じでした。お年を召されても基本の声がそう変わらないというのはすごいことです。
 演奏はギター、ピアノ、パーカッションの3人だけでしたが、各人持ち替えなどを駆使してアコースティックながらよいアンサンブルを奏でていました。曲によってギター→ベースの持ち替えがあったり、ダニーはピアノとキーボード3台、Macを駆使していました(演奏を見ているともっとシンプルな構成でもできそうな気もしたのですがw)。
 MVPは、パーカッション・ミュートトランペット・フリューゲルホルン・コーラス(もっとあった気がする)の1人5〜6役をこなしたケヴィン・ロビンソン氏でしょうか。彼がラッパを吹く時にはコーラスの女性がパーカッションを兼ねるなど、少人数ながらチームプレイで聴かせる構成となっていました。