℃-ute『暑中お見舞い申し上げます』

暑中お見舞い申し上げます(初回生産限定盤)(DVD付)

暑中お見舞い申し上げます(初回生産限定盤)(DVD付)

 初回版・通常版ともゲットでーす。

タイトル曲

 PVが出た段階(id:arittake:20090612:p1)はちょっとチープな感じ? なんて書いてましたが、ちゃんと音源で聴くとアレンジがよくできてる。前作(『Bye Bye Bye!』)に引き続き、平田祥一郎氏に感謝を。
 Aメロのはねるようなピアノが気持ちいい! 原曲のブラスをシンセブラスにしたことでどぎつさ&チープさが出るかなーと思っていたのですが、その間を流れるストリングスとはねるピアノの仕事が非常にていねいで、ギター(唯一の生楽器)との橋渡しがうまくいっている感じ。
 2グループに分かれたユニゾンと、サビの3部コーラスでは、℃-uteちゃんたちの若々しい声が曲調によくマッチしていて、原曲とはまた違った爽やかさが出せているんじゃないかと思います。ソロパートが相変わらずの完全2TOP体制なのは、思うところなきにしもあらずですが…。クレジットにChorusの欄がない(=前作と同じく完全にメンバー内でコーラスを担当している)のも、コーラス好きの私としては嬉しいポイント。

c/w

 愛理ちゃんソロ。はたけ作曲らしいもの悲しいメロディーが、今までの℃-uteの持ち曲になかった雰囲気。ごっちんソロ時代の悲恋系ソングみたいだなーと思ったり。タイトル曲との対照という面では悪くないんじゃないでしょうか。愛理ちゃんの歌唱は安定していて、切なげな空気をよく出しています。アレンジについては特筆せず。
 ただやはり、カップリングは愛理ちゃんソロでなくてもよかったんでない? というのはあるなー。愛理ちゃんソロは生で聴いても全くぶれないので、現場での出来もあくまで想定の範囲内なのですよね。曲がとびきりいいとは言いませんが、普段と違う雰囲気の曲だからこそ、メンバー全員の歌唱で聴いてみたかった(現場も含めて)、というのが正直な感想かな。

そんなわけで

 2TOP・愛理ちゃんエース体制がより強化されてしまっていたりして、もうちょっと全員の見せ場がほしいなーという箱ヲタとしての希望はありますが。しかしカバーということで事前の期待度が低かったわりに、けっこうなマッチングというか、意外と楽しいシングルになっていて嬉しい誤算です。


 ついでに、初回版特典のPV(Dance Shot Ver.)がよいです。かけつけ3回見た。衣装はキャワイイし、ダンスもキャワイイ。間奏で泳いでるのとか面白いー。
 全体に本家をベースにした、℃-uteシングル史上もっとも控えめな振り付けといえるかもしれませんが、そんな振り付けだからこそ目立つ舞美さんの無駄な力の入りっぷり。肩の入れ方とか明らかにおかしいw そしてますますなっきぃを舞美さんと見間違える率が上がってきました。
 見間違いといえば、こんな画像も話題になってましたね。首のかしげ方までそっくり。
http://imgbbs1.artemisweb.jp/4/xavi/img/l1246207874_010963_000001.jpg