寝付けない夜はベッドを逆さに

 いやもちろん、持ち上げてバターンと裏返すんじゃなくて、いつもと逆向きに使うという意味ね。動くのはもちろん自分。


 身体はぐったりと重く疲れ、あくびで涙をポロポロと流しているというのに、枕に頭をのせても意外と寝付けず、ゴロゴロと身をもてあます。そんな夜がありませんか。
 そういう時、ベッドの逆側に頭をやって、普段と寝る向きを変えると、案外しっくりと寝付けたりします。私の場合。まだ数回しか使ったことがないので皆さんにおすすめできるかはわかりませんが。またその時のオプションとして、枕さえ使わず平らなシーツにうつぶせるというパターンもあります。これもおすすめできるかはわかりません。


 そういえば昔行っていた美容室の担当で、「風呂に入り、パジャマを着た以外の状態でベッドに入るのが全く許せない」という女の人がいました。恋人が、外から帰ってきたままの服でベッドにどーんと倒れ込んだりすると、とっくりと説教するのだそうで。疲れてベッドにとりあえずもたれたい、なんてこと、あると思うんですけどねえ。
 その担当さんみたいな人には、この方法も許せないかもしれませんね。「足側のシーツに顔をつけるなんて!」って怒られそうです。