Stan Getz & Bill Evans『Stan Getz & Bill Evans』

FIRST TIME EVER

FIRST TIME EVER

 そんな感じの体調でだらりと聴いていたアルバム。ご両人のプレイの光りの強さは言うまでもないとして、ドラムのエルビス・ジョーンズ氏がまたどえらく複雑なことをやってらっさる。タイトルに反して、もしかしたら彼が一番はりきっているのではないか。
 つまり、3人が好きな事やっちゃってる、しっちゃかめっちゃかなエネルギーのアルバムだ(褒めている)。いや、もちろん全体の音として聴くと、すごくまとまってるのだけどね。ベーシストの影が薄くなるのもむべなるかな。