QuickSilverからGoogle Quick Search Boxに乗り換え

 アプリケーションランチャとして、Macの定番「QuickSilver」を長らく使っていたのですが、Leopard移行後、ちょっと動作がおかしい。アプリケーションの最初の数文字を入れると該当するアプリケーションをリストアップ、そこでEnterキーを押せばアプリケーションが起動…となるはずが、起動できないことがしばしば。
 Leopardでは、アプリケーションを初回に立ち上げる時に「初めて使うアプリだけど大丈夫?」とダイアログで聞いてくるようになったので、そのせいかとも思ったのですが、何回か使ったSafariでも起こるので違うみたい。


 元々バグっぽい(よく暴走する)し、しばらく更新がされていないこともあるし、何か他のに乗り換えようか…と探していたら、Googleから同様のランチャが出ているのを知りました。というか、QuickSilverの開発者が現在Googleに在籍して作っているのだそうな。
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/01/14/002/index.html


 まだ開発者向けプレビューの段階ですが、2〜3日使った限りでは特に問題ありませんねー。本格的に乗り換えることになりそうです。

  • 見た目が綺麗。
  • そもそもの発端だった、アプリ起動しない問題も解決。
  • 文字入力後、アプリケーションリストが出るまでの反応速度は、QuickSilverよりちょっと遅いかな。
    • 優先度トップ1のアプリケーションアイコンはすぐ(リストより前に)表示されるので、よく起動するアプリであれば特に問題なし。
  • キーボードショートカットはまだ変更不可?
    • Commandキー2回がデフォルトですが、Preferencesから変更できません。うちだけか。
  • 暴走はまだ時間をかけて見てみないとわかりませんが、Googleのプロジェクトということで、ある程度の信頼性がある(し、発見されても遅くないうちにバグフィックスされるはず)と期待してます。
  • デフォルトではiTunesの曲もサーチするので、うちのようにNASに曲ファイルを置いている場合、NASガリガリ言いますw
    • iTunesの曲を含めないようにするには、Preferences→Searchable Itemsから、「iTunes Music」のチェックを外す。
  • Googleアカウントを登録可能。
    • その場合、上記のSearchable Itemsで、登録アカウントの「Google Bookmarks」「Google Docs」「Picasa Web Albums」が追加されます。
    • これでGmailの検索ができるようになったらいいのになー。
  • Twitterアカウントも登録できるみたい。これは試してない。


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