℃-ute『Bye Bye Bye!』

Bye Bye Bye!(初回生産限定盤)(DVD付)

Bye Bye Bye!(初回生産限定盤)(DVD付)

 というわけで、本日発売の新曲です。80年代風のダンスミュージック。上物からぱきぱきしたシンセベースまで、「らしさ」が出てますねー。
 去年リリースのシングル曲が総じてテンション上がらなかった自分としては、この出来は大変嬉しい。(『江戸の手毬歌II』は評価してますが、あれは本流ではないとも思っていますので…) 現状ベストの仕事をしてくれた平田祥一郎氏に感謝!
 凝ったつくりのAメロBメロに比べて、ちょっとサビが安直な気もしますがねー。ダンスミュージックということで、歌詞の出来についてはきっぱり気にしないことにしますw


 初回版DVDがダンスショットPVとなってますが、メインPVより画面が締まってよいですよー。あの顔アップの画がいらない派です。

ボーカル面の進化(コーラス)

 タイトル曲のクレジットが「Programming : SHOICHIRO HIRATA」のみ。つまり、AメロBメロ中心にかぶさっているコーラスが、全て℃-uteメンバーによって吹き込まれているということですね(実際、愛理や梅さん、岡井ちゃんらしき声が確認できるように思います)。
 これは嬉しい方向性。実力のある子たちですから、初期娘。のように、入り組んだコーラスにも挑戦してほしいと思っていたのです。これはさすがに生では再現できないだろうけど、この曲に限らず、コンサートで1〜2曲くらいチャレンジ曲を入れて欲しいなー。

メンバー情勢
  • 去年からの大きな流れとして、実力派の岡井ちゃんがフィーチャーされる機会がさらに増えてきています。髪を伸ばしてすっかり女の子らしく変化したのも、そういったチャンスの影響がありそうですよね。女の子は見られて美しくなる。
  • あと、愛理ちゃんは曲を選ばず、さすがの安定感ですが、曲調的には舞美やマイマイさんのクセのあるボーカルがうまくはまっています。舞美さん、地声でDまでよく出るなー。ライブではどうなることかw
  • そういった流れ(と、栞菜さん休業の影響)から、去年はほぼずっと3番手だったnkskちゃんが左端へ。Bメロのエフェクトかかった飛び道具がメインの武器に。しかし手を抜かない性格と得意のダンスで、脇を固める役割もうまくこなしています。
  • 梅さんは圧倒的な安定感で右端。コーラスでは活躍してそうな雰囲気ですが、ソロパートは1回しかない(涙)。でも屋台骨を支えているのは君の存在だよ…。くじけずがんばれ梅さん。
c/w 『Go Go Go!』

 タイトルが安直すぎやしないかいw ちょいと軽さが気になりますが、カップリングとしてはかわいらしくて悪くない曲じゃないでしょうか。サビの後半の展開なんか結構好きだぜ。こちらもサビに二部コーラスが導入されています。アレンジャーは高橋諭一氏。
 歌詞はまた「おっさん、日本が好きって言えばいいと思ってるだろ?」系。つんく兄やん、頼みますよー…。「最高!」ってセリフ言ってるの誰だ?