ものまねする人、される人

 実家でだらだらしている午後、「客観偏差値バトル09」という番組を見ていた。
http://www.tbs.co.jp/program/kyakkanhensachi_20090102.html
 これ、なかなか面白かった。対戦方式で、「自分がどう思われていそうか」というお題を交互に選択し、客席にアンケートをとる。自分に投票された人数をポイントとして得る(お題を選択した側のみ)。
 たとえばロンブーの番組のランキングと違って、自分できちんと計算したお題を選べるというのがイヤ感少なく、たのしく見られる感じです。戦略性も出るし。しかしその分、外した時の本人のダメージもでかそうでしたが。
 しずちゃんゆうこりんの場合、「ロマンティストそうなのは」というお題をしずちゃんが的確にチョイスし、70%超えの圧勝なんてことができる。ゆうこりんは逆に、現状を客観的に見るというより「こう見られたい」という欲が強すぎて負けたりする。(「芸能界で生き残りそうなのは」というお題を選び、投資番組のレギュラーを持ってる話をしたりとか。そういう一面があるのは事実のようだが、あまり一般に浸透していないのか、自分で選んだテーマなのに過半数をとれないなんて結果に)


 で、織田裕二のものまねの人、山本高広を、この番組で初めて自分の目で見た。話題としては知っていたけど、テレビを普段ほとんどつけないので、2008年にブレイクした人を2009年の正月にようやく見るという事態に。
 で、例のものまね禁止令の報道を聞いた限りでは「織田さんちょっと小っさいなー」という印象だったのですが。実際見て、「あ、なんかこの人にものまねされるのイヤなのわかるわー」と思った。うまく説明できないけど、その話題が出た時に嬉々として「キター!」のものまねをしたタイミングとかね。
 ちなみに、「調子にのってそうなのは」とかいうお題の時、4組の芸人の中で山本さん最下位でした(その回のみ、対戦でなく4組のバトル)。会場の人も似たようなこと感じたのかなー。「織田さんありきなので、そんな天狗になったりしない」とは言ってて、それは嘘ついてると感じなかったんだけど、なんかこう、ちょいとイヤ感が出てしまうのはどうしてだろうね。